ケンカするほど?
- もうちょっとそっち行ってよ
- じゃ、お母ちゃんは出るからねー
もうちょっとそっち行ってよ
「なぁ、じょでぃ、もうちょっとそっち行ってよ」
「ん?そっち空いてるやろ?」
いや、空いてないよ。ちょっと場所空けてあげてよ。
「お母ちゃん、じょでぃがどいてくれへん。」
お母ちゃんの足の上は狭いから、仲良く乗って欲しいなぁ。
「んー、しゃあないなぁ。じゃあここでええか。」
「ええと思うでー・・・」
そこでほんまにええんか?
「寝心地良くないな。こうかな。どう思う?」
え?それじゃないと思うで。
「やっぱり?」
うん。ほんで、じょでぃは大丈夫?
「じょでぃは、まぁまぁ大丈夫やで。」
そうなん?じょでぃは体が柔らかいんやなぁ・・・。
「こうかなぁ。」
違うんじゃないかなぁ。
「そうやんなぁ。違うよなぁ。」
「じょでぃは、まぁまぁ大丈夫やで。」
ほんまに?柔らかいなっ!
じゃ、お母ちゃんは出るからねー
そろそろ出ますよー。降りてねー。
「んー、お膝タイム終わってもた・・・。」
「じょにぃ、どうしたん?」
「なんでもないー。」
「そうなん?広くなって、寝やすくなったからもうちょっと寝るわ。」
「もぅ、じょでぃなんか知らんっ!」
うちのフタリは、じょでぃの方がマイペースのような気がします。「ここに座る」「ここで寝る」と思ったら、じょにぃが先にいてもお構いなしで、踏んだり乗ったりしています。じょにぃは、それに対して怒るときもあり受け流してあげることもあり・・・。
「今日はまぁ、許しといたろ。」
ありがとうね。じゃあ、行ってくるねー。