一生のお願いと不思議なお布団
- 一生のお願いっ!
- それ、どうなってんの?
- 今年一年、ありがとうございました♪
一生のお願いっ!
そのクッション、好きやねぇ。
「うん。めっちゃええ匂いするんやー♪」
これを、よく黄色い紙箱の中に入れて遊んでいます。
「あっ!ここ、ええ匂いするっ!」
「ふんふん、こっちもええ匂いするっ!あのクッション、ここにないのに、まだええ匂いするわっ!」
紙箱やから、匂いが移ったんかな?
「ほんま?・・・、ほんまやっ!やったー♪」
「お母ちゃん、一生のお願いっ!この箱、ずっとここに置いといてっ!」
それはできないねぇ。置きっぱなしにすると、ちぎったりかじったりするやろ?
「せぇへんっ!たぶん!ちょっとしかせぇへんからっ!」
ちょっとでもするんなら、ダメです。うっかり食べちゃったら、大変やからね。
「お手伝い、何でもするからっ!あ、加湿機の水替え、今日から毎日やるからっ!」
それは、危ないからしないでください。そもそも、水が入ってるタンクを出すことができないでしょ。
「うーーん、そしたら・・・」
また、クッション持ってくるから。今は諦めてー。
「うぅー、ちょっと、じょでぃも一緒にお願いしてよー!」
「じょでぃの『一生のお願い』は、他のことに使うもーん♪」
それ、どうなってんの?
「ふんふーん♪ごはんまだかなー♪」
え、それ、下どうなってんの?なんか、浮いてない?
「え?じょでぃ、浮いてるー?」
あ、浮いてはないな。なんか、背もたれみたいになってるな・・・。
どうやって入ったら、そうなるんやろ・・・?
「ええから、早くごはん持って来てよー。お腹すいたよー♪」
今年一年、ありがとうございました♪
今年一年、見に来てくださってありがとうございました。
来年も、フタリのことをのんびり更新していきます。
「よいお年をー☆」